みじかめテツガク

日々の考えを、格言っぽくまとめる。

子供を産むのは損?

子供はお金がかかり、子供がいる方が幸福度も下がるという研究結果もあるらしい。

なら、子供はいない方が人生において得なのだろうか。

そういう人も、もちろんいるだろう。今までは結婚や子供を作ることがあたりまえで、それらに向かない人も無理やりしていた傾向はある。

さらに今は核家族化も進み子育てがしずらく、キャリアウーマンは子供を産むか仕事を取るかの選択を迫られる機会も増えてきた。

男性も、snsでは簡単に何人もマッチングしては遊び、面倒な彼女や奥さんがいらない、という人もいるだろう。

これらは、自分の幸せを追求し、楽に、自由に生きようとするものであるとおもう。

では、自由にいきること、お金を稼いで楽に生きることは、ほんとうに人生を充実させるのだろうか。

自由であるとは、逆を言えば選択しなければいつまでも適当な生活が続くということでもあり、

楽な人生とは、充実な人生とはいえないかもしれない。

これだけ選択肢がおおい人生で、やりたいことが見つからずに悩む人も多いだろう。

そういう人こそ、結婚して子供を産んでしまえばいいと思う。あえて苦労をすることが、人生の充実につながると思うからだ。

仕事はつらいものだが、社会的意義や、生活の充実感を与えてくれるものでもある。

定年退職した人が、やることがなくなってボケてしまうのもそのせいだ。

人間は、楽をすることが生きがいにつながることはなく、苦労と充実はセットなのだ。

この考えにいたるなら、子供を産めば産むほど大変にもなるが、人生で暇な時間などなくなるだろう。毎日がバタバタで、不倫をする暇もなく、働いて、子育てをし、子どもとたわむれ、子供が問題をおこし、病気にもなり、引きこもるかもしれないが、成人して1人立ちし、自分の人生を振り返ったとき、笑えるくらい充実しているかもしれない。